日記を預けるものには、二つの質問をしてみる価値があります。誰がこれを読めるのか。そしてアプリがなくなったら、これはどうなるのか。
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日記は、たいていのソフトウェアより高い基準で見られますし、そうあるべきです。本当のことを書きはじめる前に、人は私に二つのことを尋ねます。誰がこれを見られるのか。そして、あなたが飽きて別のことを始めたらどうなるのか。どちらももっともな質問です。安心させるためのマーケティング版ではなく、本当の答えを書きます。
アカウントも、日記を預かるサーバーもない
Ember には登録がありません。メールアドレスも、パスワードも、プロフィールも、ログインするものも何もありません。日記を作ると、Ember はテキストエディタとまったく同じように、あなたのデバイス自身のストレージに直接ファイルを読み書きします。
これは、あとでこっそり変えられるようなポリシーではありません。あなたの記事を保存するサーバーが存在しないので、切り替えるスイッチもないのです。あなたの言葉が私に届くことはありません。届く先がどこにもないからです。iCloud 同期をオンにした場合は、暗号化と同期を Apple が担います。Ember は関与しません。
デバイスの外に出るもの、すべて
Ember はデフォルトでオフラインです。ネットワークに出るのは次のものだけです。
- 匿名の分析:バグを直すために、PostHog を使って集計データ(ある機能を何人が使っているか、など)を見ています。これはランダムなデバイス識別子に結びついています。記事、名前、内容がデバイスの外に出ることは厳格にブロックされています。
- 場所の検索:記事に場所を添えると、Apple 標準のジオコーダが座標を都市名に変換します。これは「写真」アプリと同じく、Apple のネイティブ API を通して行われます。
- iCloud 同期:iCloud バックアップを自分でオンにした場合、暗号化されたファイルが Apple のサーバーを通じて同期されます。
Ember がなくても、あなたの日記は残る
多くのアプリは、あなたの言葉を独自のデータベースに閉じ込めます。Ember の設計は完全にオープンです。すべてが、丁寧に仕様が書かれたオープンな JSON アーカイブとして保存されます。
つまり、日記のデータベースをどのコードエディタでも開けて、標準的なターミナルのツールで検索でき、フォルダをひとつコピーするだけでバックアップでき、その上に自分のツールを作ることもできます。データ形式の完全な仕様は、アーカイブ形式のリファレンス(英語)で確認できます。書き出しは、あなたが入力するたびに、すでに済んでいるのです。
もし私がいなくなったら
これは、みんな遠慮して聞かない質問なので、はっきり答えます。Ember を運営しているのは私です。自分の選択で、事情によって、あるいはバスにはねられて、やめることもありえます。二十年後もまだ持っていたい日記が、私がいつまでもいることに頼っているべきではありません。
Ember は Apple のプラットフォームに完全にネイティブで、ローカルファーストなので、サーバーのチェックが失敗したせいであなたが締め出されることはありません。止まってしまう DRM サーバーもありません。たとえウェブサイトが永遠になくなっても、Mac、iPhone、iPad のアプリは動き続けます。
そしてその根っこにあるあなたの日記は、ただのオープンな JSON ファイルです。最悪の場合、Apple のプラットフォームが大きく変わって 15 年後にアプリが動かなくなったとしても、あなたのデータベースは地球上のどの開発者でも完全に読み、解析できるままです。
あなたのライフアーカイブは、あなたのものです。