日記が役に立つのは、そこで完全に正直になれるほど安心できるときだけです。誰か知らない人が一ページでも読むかもしれないと心のどこかで疑った瞬間、あなたは自分のためではなくその人のために書きはじめ、日記の意味は失われてしまいます。だから私は、最初の一行のコードから、Ember を根本的にプライベートな日記アプリとして作りました。あなたの記事を読みたくはありませんし、読めるような仕組みも作っていません。
アカウントなし、サーバーなし、破られるものもなし
プライバシーを約束する多くのアプリも、結局はアカウント作成を求め、データを自社のサーバーに保存し、そのうえでポリシーを信頼してほしいと言います。Ember は、あなたが信頼しなければならないもの自体を取り除きました。
- アカウントなし。登録も、メールアドレスも、どこかでプロフィールを守るパスワードもありません。アプリを開いて、書くだけです。
- 中央サーバーなし。あなたの人生の物語は、私が運営するデータベースには置かれていません。流出したり、差し押さえられたり、売られたりするユーザーの日記の山は存在しません。そもそもそんな山がないからです。
- 開発者はあなたの記事を見られません。「見ない」のではなく、「見られない」のです。あなたが書いたもののコピーはサーバー上になく、それを開く鍵もありません。あなたの言葉が私に届くことはありません。
AI は一語も読まない
いまのソフトウェア業界は、ますますあなたの私的な考えにモデルを向けたがっています。気分を要約したり、書くテーマを促したり、あなたを「理解」したりするために。Ember はそのどれも、決してしません。自動要約も、感情スコアも、生成された提案も、あなたの一年をこっそり読んだチャットもありません。
Ember は一語たりとも読まず、書かず、要約せず、提案しません。気にかけている人が静かになったとき、Ember はその人を、あなたが最後に書いた言葉と一緒にもう一度見せることはできますが、あなたの代わりに何かを書いたり、何を言うべきかを伝えたりすることはありません。白いページは、あなたが埋めるまで白いままです。
すべてはあなたのデバイスに
あなたの記事は自分のデバイスにローカルで保存され、Ember がなくても読めるオープンなアーカイブになっています。Mac、iPhone、iPad で同時に日記を使いたいときは、あなた自身の Apple の iCloud だけを通して同期されます。あなたのアカウント、あなたの鍵で、他の Apple のデータがすでに通っているのと同じプライベートな経路です。私を経由するものは何もありません。
正直にお伝えしておくと、Ember はランダムなデバイス ID に結びついた匿名の製品分析を収集しています。ボタンが押されたことはわかっても、誰が押したかは決してわからない種類のものです。記事の内容は、デバイスの外に出ることが厳格にブロックされています。あなたが書いたものはデータポイントではありません。ただ、あなたのものです。
機能ではなく、哲学としてのプライバシー
これはマーケティングページのチェックボックスではありません。アプリ全体を貫く、控えめであるという哲学です。Ember はあなたの代わりに何もしません。あなたが預けたものを保存し、見せるだけ。引き出しにしまった紙のノートのように、素朴で信頼できるものです。
違うのは、このノートがあなたの人々と物語を静かにつなげられることです。@ で誰かをメンションすれば、その記事はずっとその人と結びつきます。思い出を、何年にもわたる物語にまとめられます。人間関係を、生きたグラフとして見られます。これだけ豊かでありながら、一語たりともあなたの手を離れることはありません。それこそ私が本当に欲しかったプライバシーであり、作る価値のある唯一のかたちだと思っています。